話を聞かない男、地図が読めない女

たちがいままで拠りどころにしてきた考えも、大きく揺らぐことになる。男と女がもっと充実した人生を送るには、おたがいの弱点をあげつらうのではなく、性によるちがいを理解するしかない。

男性脳、女性脳。

と女が異なる進化をしてきたのは、その必要があったからだ。男は狩りをして、女は木の実や果実を採った。男は守り、女は育てた。それを続けた結果、両者の身体と脳は、まったく別ものになった。

時の経過とともにより脳は変化する。というか、いま現在進行系で脳も変化してる気がする。

私たちの思考や行動を決めるのは、 胎児期に作られる脳の配線と、ホルモンの働きである。  脳の配線と、全身を駆けめぐるホルモン。私たちがこの世に誕生するずっと前から、この二つが行動と思考を支配している。決まった状況でどう行動するかという本能は、突きつめれば遺伝子が決めているのである。

本能には逆らえない。

私たちが取りあげるのは、男女の平均像である。

デフォルトはこうですよ。という話であって例外の話はない。

つまり男女のちがいは、脳の回路のちがいなのである。脳の配線がちがうために、世界の認識も変わってくるし、価値観や優先順位も同じではなくなる。どちらが良い悪いではなく、ただちがうだけなのだ。

正解などはない。正しさもない。

人間の欲求や衝動はいつの時代もみんな同じなのである。

いつの時代もという普遍性がポイント。

男の職務内容をひと言で表すとすれば、メシの調達係に尽きる──それが、男に期待される役回りだった。

現代で言えば「金を稼ぐ」が狩りに当たる。高度化しているが営業活動とも言いかえれる。

ボルネオ島、アフリカやインドネシアの一部、オーストラリアのアボリジニー、ニュージーランドのマオリ族、カナダやグリーンランドのイヌイットたちは、いまもこのようにシンプルな暮らしをしている。そこでは誰もが自分の役割を承知し、理解している。男は女の価値を、女は男の価値を認めていて、家族が生命を維持して栄えるために、おたがい肩代わりできない貢献をしていることがわかっている。しかし文明化された現代社会に生きる男女は、古来からのルールをどこかに置いてきてしまった──あとには混沌、とまどい、そして不満だけが残されたのである。

高度で複雑な社会で混乱。

いまや家族が生きのびる責任は、男の肩だけにのしかかっているわけではない。女が家にこもって、子育てと家事に専念する時代も終わった。現代の男と女は、それぞれの役割をどう説明していいかわからなくなっている。こんな事態は、人類の歴史ではじめてだろう。

たしかに。人類史上はじめての経験とは実に興味深い。

では、男と女はこれからどんな新しいルールで生きていけばいいのだろう? そのルールはどこにあるのか? この本にはその答えがある。

いいね。

か。二一世紀という新しい時代に、精神的に満ちたりた幸せな生活を築くには、いままでとちがう新しいルールを学ぶ必要がある。

さらに、いいね。

私たち人間も動物であることに変わりなく、ただ何百万年という進化によって野性的な衝動が洗練されていっただけである。そのことを承知しておけば、自分の欲求や衝動を理解するのもたやすいし、自分自身や他人をもっと楽な気持ちで受け入れられる。真の幸福に通じる道は、どうやらそこにありそうだ。

人間だからといって偉ぶらない。人間も所詮は動物。

目次

もくじ

そうだったのか!

自分の子どもが誰と仲がいいか、また何を考え、どんな希望や夢を抱いているか。どんな空想を描き、どんな恐怖に人しれず震えているか。何を考え、どう感じているか。そしてどんないたずらをたくらんでいるか。そういったことは、母親には何もかもお見とおしなのである。これに対して、たとえわが子であっても、何だか小さい人が自分の家に住んでいるというぐらいの意識しかないのが男だ。

男うける。

狩猟を任務としている男の脳のほうが、視野を狭くするのは得意だ。家を守る女は、身のまわりの情報をできるだけ多く拾いあつめるために、広い範囲が見えるようになった。

集中力とも言いかえれる。

また、冷蔵庫のバターとジャムの場所など、規則性のない位置関係をちゃんと覚えていられるのは、エストロゲンというホルモンのおかげだ。

エストロゲン

一対一のコミュニケーションでは、メッセージのおよそ六〇~七〇パーセントを非言語コミュニケーションが占めているという。声色は二〇~三〇パーセント、言葉にいたってはわずか七~一〇パーセントにすぎない。こうした情報を、女は優秀な感覚装置で分析する。

スゴイ。

でも男は、テレビがついていたり、台所で食器を洗う音が聞こえてしまうと、会話ができない。男が電話に出るときは、話をやめろ、音楽を低くしてくれ、テレビを切れとうるさく指示を出すが、女は気にせず淡々と受話器を取りあげる。

たしかに。まったく集中できないわ。

だが男の子は、聞くよりも見るほうが得意なのだ。

たしかに。聞くのむずいかも。

男の脳は、細部を見聞きするようにできていないのだから。

人間どうしが公然と触れあうことが許されない国でも、イヌやネコといったペットをなでたりさすったりすることは許される。またペットセラピーは、うつ病をはじめとする精神疾患の治療に役だつことが立証されている。

動物サイコー

女どうしの会話では、男どうしにくらべて身体接触が四~六倍も多い。  精神病患者を対象にした実験では、男はプレッシャーを受けると、接触を避けて自分だけの世界にこもるという。ところが女性患者は、逆に異性に働きかけをはじめた。セックス目的ではなく、親密な触れあいを求めての行動だ。

ふむふむ。

そんな男でも、フットボールなど攻撃的なスポーツを見ているときは、感受性が高くなる。ボクシングの試合をテレビで見ていて、選手がローブローを打たれたとする。女が「うわっ……痛そう」と感想をもらす横で、男はもう身体を折りまげてうめいているだろう。ほんとうに痛みを感じているからだ。

もう痛い。

で、だから男はビールを好んで飲む。女は甘さや砂糖の味に敏感だから、チョコレート中毒は女のほうが断然多い。

妻はチョコレート中毒。

女の嗅覚はもともと男より鋭いが、排卵日前後にはさらに鋭敏になる。男が発するフェロモンやムスクのような、それとわからないくらいかすかな体臭も感知できる。さらに女の脳は、においの信号を解読して男の免疫系の状態も探る。自分の弱いところを補ってくれる、もしくは自分より強い免疫系の持ち主は魅力的に見えて、「不思議な磁力で吸いよせ」られる。反対に、免疫系が弱い男には食指が動かない。 男の「魅力」は免疫系の強さにある。によると、女は男に出会ってからたった三秒間で免疫系の分析を終えるという。相手の免疫系に自分にはない性質があれば、二人のあいだに生まれた子どもはいいところを受けつぎ、生きのこる確率が高くなるからだ。男性向けに売られている整髪料や香料には、女をその気にさせるフェロモン物質がかならず入っているはずだ。

へー。健康的な男はモテる。

女は猫の相談にのってやることができるが、男は女の見ていないところで猫に蹴りをお見舞いする。

僕は蹴らないが、これまじでわかる。妻のほうが猫の感情をよく分かっている。

すべては頭のなかに

これに対して女には、短距離を移動するための適性が不可欠だった。周辺視野を左右に広げて状況を監視したり、いくつもの作業を同時にこなしたり、コミュニケーション技術を伸ばす必要があった。こうして男と女の脳は、それぞれに求められる能力の部分を進化させていったのである。

もうこれだけで女性が仕事に必要なのが分かる。すでに脳からして優秀過ぎる。(当然、例外もあるが)

夜中に赤ん坊の泣き声のような甲高い音がすると、女はどんなに深く眠っていても目がさめる。

子育てに必須の知識。

女の知能は男より三%ほど高い。

すべての男よ調子に乗るな笑

たとえば男の脳をスキャンで見ると、脳のなかで方向を感じとる部分が光って見える。つまり方向をあれこれ探ったり、見当をつける作業が好きということだ。女のほうは、発話領域が画像にはっきり現れる──女は話すことが得意で苦にならないので、その適性をいかせるセラピーやカウンセリング、教師といった職業に魅力を感じる。逆にスキャン画像でぼんやりとしか写らないところは、そこに関係する技能は得意でないし、やっても楽しくないということだ。だから女のナビゲーターを見つけるのは難しいし、男のカウンセラーや外国語教師も少ない。

これだけで自分が男脳だと分かるわ。

つまり男は、発話とか会話といったことに関して、生まれつき能力に限界があるのだ。もちろん、女にはいまさら聞くまでもない事実だろう。男の言葉足らず、会話不足にいらだって、女が頭をかきむしりたくなる例は、昔からいくらでもあるからだ。

ワイ。

言葉を話すとき、男はもっぱら左脳を、女は左右両方を使っていることがわかった。九〇年代に実施されたほかの研究でも、同じ結論が出た。男と女では、脳の働きがちがうのである。

ワオ・・・!(もはや言葉数が少なくなってきた笑)

あなたのいまある姿は、ホルモンのなせるわざだ。 人間はみんな化学作用の結果なのである。

マキシマムザホルモン・・・

将来どんな道を選び、性的にどんな指向を持つかは、生まれたときもう決まっている。人間を形成するのは生まれか、育ちかという議論は決着がついていて、生まれついての資質が大きな部分を占めている。「育ち」が関係してくるのは学習行動と呼ばれる領域で、たとえば育ての母でも、生みの母と同じようにちゃんと子育てができるのは、子育てがあとから学習する行動だからだ。

衝撃的

肉体上は男でも、大なり小なり女っぽい脳を持っている人は全体の一五~二〇パーセント存在すると考えられ、その多くはゲイになる。 男の一五~二〇パーセントは女っぽい脳を持っていて、 女の約一〇パーセントは男っぽい脳の持ち主だ。

どうやら本に男脳と女脳をはかるテストがあるので受けてみます。興味あったら僕にDMでも。
テストは85点でした。男脳でした。

男のほとんどは0~180点、女は150~300点の範囲に入るはずだ。脳が男っぽい配線になっている人はおおむね150点より低い。「男脳」度が高い人ほど0点に近くなり、男性ホルモンであるテストステロンも多いことになる。そういう人は論理的で分析力に優れ、言葉を厳密にとらえ、几帳面で、ものごとを整然と処理する。また得点が0点に近づくほど、感情にまどわされず、統計データをもとにコストや結果を正確に予測することができる。

話すこと、聞くこと

女性に「ブルー、それともゴールド?」と聞かれたら、男はぜったいにどちらかを答えてはいけない。代わりにこう聞きかえすのだ。「きみはもう決めてるの?」。

世の男性は学んでおこう。これはもはやスキルだ。

男の頭は問題点に索引をつけて整理できるが、 女の頭はひたすら問題をかきまわすだけ。  
そのため女がやっかいごとを振りはらうには、それについてしゃべって問題点を認知するしかない。
だから今日起こったことを女が話すのは、結論や解決策を見つけるためではなく、憂さを晴らしてすっきりするのが目的なのだ。

男:課題を解決すること
女:話してスッキリすること

女にとって、おしゃべりの意義ははっきりしている。人間関係を作りあげ、友人を増やすことだ。だが男には、話すことはたんなる事実の伝達でしかない。

男、寂しいなり。

だが女には、男は退屈しているか、さぼっているようにしか見えない。そこで話しかけたり、用事を与えようとして、ときには男を怒らせる結果になる。ご存じの通り、男は一度にひとつのことしかできないのだ。

ご存知のとおり・・・ね。

女性とうまく付きあいたいのなら、男は積極的に話をするよう心がけたほうがいい。

なるほど!だまりこくるのは完全にNG。

こうして妻は、一日分のコミュニケーションをこなすためにひたすらしゃべる。話を聞かされる男は思う。どうして口を閉じて、静かにしてくれないんだろう。ごちゃごちゃした話を聞いていると、死にたくなる!「俺が欲しいのは、ひとときの静けさなんだ!」。これは洋の東西を問わず、男の切なる叫びにちがいない。男は狩人だ。食べるものを求めて日がな一日走りまわっていた。だから仕事を終えて家に帰ったら、たき火の炎をただじっと見つめていたい。しかしそれをやると、妻は無視されていると思って腹を立て、やっかいなことになる。

女がしゃべる目的は、しゃべるためにほかならない。それなのに男は、解決策を求められていると思ってしまう。分析好きな脳が、女の話をさえぎるのだ。

男はおしゃべりを楽しもう。

一日分のコミュニケーションをこなすために話しているとき、 女は口をはさまれることも、解決策を教えてもらうことも望んではいない。

男は解決策を考えずに、話をききましょう。なにも反応しなくても良いらしい。考えなくても良いらしい。

日々のよしなしごとについてしゃべるのは、女のストレス解消法だ。女にとって話すことは、絆を深める手段であり、心の支えなのだ。だからカウンセラーにかかるのも、聞き役であるカウンセラーも、圧倒的に女が多い。

男諸君!笑

男と話すときの大原則。簡潔に! 一度にひとつのことしか考えさせてはいけない。  男女がいっしょにいる場で考えを述べるときも、男寄りの話しかたをすれば男女ともに理解してくれる。女ならではのマルチトラック方式で話をすると、男はついてこられなくなり、興味を失う。

表現がじわる。

複雑なマルチトラック能力は、どんな女にも備わっている。

マルチタスクが女性が得意な理由な。

男は同時に話したり聞いたりできないのだから、 男が話す順番が来たら、好きなようにしゃべらせてやろう。 「話の腰を折るな!」。世界のあらゆる国で、男たちは女をどなっている。

hahaha

たくさん話しかけてくる女は、あなたに好意を抱いている。 話しかけてもらえなくなったら、嫌われたと思ったほうがいい。

黙殺

女が遠まわしな言いかたをするのは、脳の配線がそうなっているからだ。男はその事実を理解して、腹を立てないようにするべきだ。

逆に遠回しな表現を使っても女は理解してくれるとのこと。

極端な言いかたをしても、それは本気ではないのだから、男は文字通り受けとったり、その意味を厳密に追及してはいけない。

ふむふむ

たいていの男は、話をしながらいろいろ表情を作るなんて考えただけで照れる。だが、それさえできれば、大きな配当が戻ってくるはずだ。

うん。これはそう思う。コミュニケーション強者はますます今後の時代必要とされていく。

話を聞かない男、地図が読めない女

時間、場所、目的がはっきりしていることは男の脳に訴えるし、何かやれと命じられているわけでもないから、なおさら安心して耳を傾けることができる。

明確に指定する。

また深みのある低音の声が女に好まれるのは、それが男性ホルモンのレベル、つまり男らしさを物語っているからだ。

みんなの声はどんな声?テストステロン値が上がると、低くなる?なりそう笑

空間能力

の脳では、脳のなかに、空間能力を管理する特定の領域がないために、女に空間を扱う作業をやらせるとうまくできない。ほとんどの女はそういう作業を楽しいと思わないし、仕事や趣味を選ぶときも、空間能力が求められるようなものは避ける。

当然、男は空間把握能力に優れている。

男は、標的めがけてボールを打ちこむ動きに、たまらない快感を覚える。だからゴルフ、フットボール、バスケットボール、テニスの選手は人気が高く、けた違いの金額を稼ぎだす。

わかるーーーーーーーーー!!!狩猟の頃の名残なのね。そう考えると愛おしい笑

また車をおしゃかにするのは、テストステロンにあおられてアクセルを踏みこむ男性ドライバーのほうだ。むしろ危険なのは、男性ドライバーなのである。

アクセル踏み込んじゃうので気をつけます・・・。

男は何歳になっても、役に立たないが空間能力を刺激するおもちゃに夢中になり、多額の金銭を投じる。

いつまでたっても男は子供。

思考、態度、感情

女は過ちを認めることをいとわない。なぜなら女にとって、過ちを認めることは相手との信頼関係を築き、つながりを強めるひとつの形だから。しかし男はちがう。自分の過ちを認めた男は、インディアンと戦ったカスター将軍を最後に存在が確認されていない。

エッジ効いてるなぁ。

女の子は関係と協力を、男の子は力と地位を欲しがる。

筋肉ほしい。

これに対して男の子の集団は階層がきちんとできていて、断定的、命令的な話しかた、身ぶりからリーダーが誰なのか一目瞭然だ。男の子集団では権力と地位が不可欠で、それを手に入れるには優れた技能や知識を持つか、ほかのメンバーに断固としてものを言えるか、よそ者を撃退する力がなければならない。

ガキの頃から変わらないね笑

また人生でどういうことを重視するかという質問に対して、女は誰かの役にたつこと、興味深い人に出会うことと答えたのに対し、男は名声、権力、所有することを重視した。やはりここでも、男はものを、女は関係を重んじていることがわかる。これも脳の配線のちがいだろう。

大昔から変わらない。

男は仕事と業績で、女は人間関係で自分の価値を決めたがる。

たしかに。テストステロン。だがそれでいい。

女は愛やロマンスに夢を託すが、男はスピードの出る車や大きなコンピュータ、ボート、オートバイに夢を描く。男が好きなのは、自分が操作して空間能力を試せる、つまり「何かする」ものばかりだ。

その前に芝刈りが愛情表現と書いてあってわろた。何かをするのが男は愛情表現だと思っている。

でも女が男を捨てるのは、男の与えるものに不満だからではない。 精神的に満たされないからだ。

男の成功と愛は関係がない。女は愛がほしい。

「誰かに道を聞きましょうよ」と言う女の言葉は、男には「あんたばかじゃない──行きかたひとつわからないわけ?」と聞こえる。

男は敗北を認めがらない。認めない。

勇敢であれ。弱みを見せてはならぬ。現代の男は、そんな祖先伝来の気質にいまも縛られている。

弱みをさらけ出せ。詰むぞ。

ただ耳を傾けることがほんとうは重要なのだが。ぜひ男が学ぶべきは、あいづちを打ったり、身ぶりをまじえてひたすら聞き役に徹することだ。

つまり、要するに・・・はいらない。共感だけ。

プレッシャーやストレスを受けた男が、黙りこくってしまうのもそのためだ。

たしかに、一切喋らない。

しかし女から見ると、その沈黙が恐ろしいし、悩みの種である。

おもしろい。

ロダンが女の彫刻を作ったなら、タイトルは「しゃべる人」になっただろう。男には石に腰かけて考えこむ時間が必要なのだ。

ずっと、考える人をやってる気がするわ。

男は緊張が極限に達すると、酒をあおり、遠くに逃げだす。女は煮つまってくるとチョコレートをドカ食いし、ショッピングセンターに逃げこむ。

遠く遠くあの光まで

男がシャットアウト状態になったら、放っておけばいずれ元気になる。だが女はちがう。女が沈黙したら、それは良からぬことが起こっている証拠であり、男は徹底的に話を聞かなくてはならないのだ。

沈黙が合図。

しかしいまでは、労働力に占める女性の割合が五〇パーセントを超える国がほとんどであり、家族を養う役割が男だけにまかされる時代ではなくなっている。逆に言えば、いまの男は本来持っていないはずのコミュニケーション能力を求められているのだ。

そしてそれが大きな強みとなる。

服装の趣味が良い男がいたら、女に選ばせているか、本人がゲイである可能性が高い。

日本人は割りとファッションに頓着してる方かなと。

細部をほめると聞くといやな顔をする男もいるが、思いきって試してみることをお勧めする。女性受けが良くなること請けあいだ。

気合がいりますよ。

不思議な化学変化

ステロイドという化学物質も、男性ホルモンとして筋肉増強に役だつ。スポーツ選手が服用すると、そうでない選手が不利になるくらい、「狩猟」能力が高まる。

狩猟能力が高まるのね〜。

恋しているときの高揚感、これを作りだす中心的な化学物質がPEA(フェニルエチルアミン)である。PEAはアンフェタミンの親戚筋に当たり、チョコレートにも含まれる。

ふむふむ。

このような好ましい化学反応のおかげで、恋をしている人は健康になって、あまり病気にかからなくなる。恋は身体に良いのである。

恋煩いにはなるかもしれないがねw

バス歌手とテノール歌手をくらべると、前者のほうが一週間あたりの射精回数は二倍以上だという。

なんだこの情報笑

テストステロンは、成功、達成、競争のホルモンなので、へたをすると男や動物のオスは危険な存在になる。

扱い方がポイント。

企業経営者や政治家、スポーツマン、聖職者、囚人などさまざまな男性の唾液を採取して調べてみた。すると分野を問わず業績の良い者ほど、テストステロン量が多いことがわかった。

成功、達成、競争のホルモン。

ダブズ教授に言わせると、テストステロンが多いと業績があがるだけでなく、成功がテストステロンの分泌を高めるという相乗効果があるらしい。

わかる。成功するとかなりテストステロン値が上がる気がする。

人間の歴史を振りかえっても、テストステロン濃度の高い男が社会を支配してきたし、ローマと勇敢に戦ったイケニ族の女王ボアディケア、マーガレット・サッチャー、ジャンヌ・ダルクなど傑出した女性リーダーにしても、妊娠七~八週間に多くの男性ホルモンを浴びたことが考えられる。

興味深い。

昨今は頭脳労働が中心の仕事が増えて、体力勝負の場面が少なくなりつつある。またいろんな産業で女性の進出もめざましい。そんな社会の状況では、男のテストステロンは新たなはけ口を見つける必要がある。

実に興味深い。ただなんだかんだ体力なのよね。

やはり男の子には、日常的に身体を動かす習慣をつけさせて、こまめにテストステロンを発散させたほうがよさそうだ。

テストステロンがくすぶり続けると死にやすくなる。

実際アジアの男たちは、概して縦列駐車があまりうまくない。

白人と比べると、テストステロン値がアジア人は低め。

テストステロンは競技場で解消しないと、反社会的な使われかたをするというわけだ。

運動してテストステロンを発散しよう。

男は男、でも・・・・・・

人間の胎児は、女が基本形になっている。

深い。

ホモセクシャルは生まれつきである。

遺伝。

ホモセクシャルは性的指向を自分で選んだわけではない。ホモセクシャルは、変えようと思って変えられるものではないことは、科学者や性的指向の専門家がこぞって指摘している。同性愛指向は胎児期にほぼできあがっていて、五歳までに完全に定着する。

遺伝。

脳の性別をホルモンでコントロールする、つまりタイミングよくホルモンを注射するだけで、胎児のセクシャリティを変えられる。科学者たちはみんな知っているが、あえて議論の場には持ちださなかっただけだ。もちろん、このような実験は倫理的、人道的に大いに問題がある。

ふむ。

脳の性別をホルモンでコントロールする、つまりタイミングよくホルモンを注射するだけで、胎児のセクシャリティを変えられる。科学者たちはみんな知っているが、あえて議論の場には持ちださなかっただけだ。もちろん、このような実験は倫理的、人道的に大いに問題がある。

トランスジェンダーは、生物学的性と性自認が一致していません。つまり、生物学的な男性が自らを女性であると考えている状態、または生物学的な女性が自らを男性であると考えている状態がトランスジェンダーです。

男と女とセックスと

アメリカのキンゼイ研究所によると、社会の束縛がなければ、たいていの男は何人もの女と関係を持とうとするし、実際のところ人類がこの世に出現してからというもの、社会の八割は乱交型だったという。しかし一夫一婦制が確立すると、男が本来持っている激しい性欲が、男女間に軋轢を生むようになった。

乱交型かぁ

女の脳は、子どもを育てる長い期間にわたって、きちんと面倒を見てくれる男を求めるようプログラムされている。息の長い付きあいを求めるわけだ。

男と女の脳の違い。男はピュッピュ。

男が分泌するテストステロンは年齢とともに減少し、それにともなって性欲も弱くなっていく。

いつまでもテストステロンが衰えないことはない。

女に必要なのはセックスする理由、男に必要なのはセックスする場所。

女の方はコレよく聞くよね。

ある。信頼、親しみ、幸福感といったものは、人を愛するときに女が重視する心理的な要因だが、これにしても脳のなかで作られるホルモンカクテルのしわざだ。男はどこにいても、このカクテルをすぐさま作ることができる。

男が単純と言われる所以。

この調査によると頭が良い人ほどセックス回数が少ない、あるいはセックスしたがらないという結果が出た。

へー。

つまりセックスをたくさんすればするほど、それだけ長生きできるし、ストレスもなくなるのだ!

すばらしい

こうしてみると、人間の男は多婚性のほうが向いているようだ。それゆえ、単婚を守りぬこうとする女との摩擦が絶えないのだろう。

わかりあえない男と女。

ただ、私たちがいま生きている世界が過去から遠くかけ離れてしまい、生物としての仕組みが、現代人の期待や要求に合わなくなっているのも事実だ。 いまや人間の身体は、時代遅れになりつつある?

ふむ。

男は野放しにしておくと、すぐ部族の存続に励みだす。つまり、手あたりしだいに女と寝てしまうのだ。

女は愛する男とたくさんセックスしたがる。 男はとにかくたくさんセックスをしたがる。

男は自分のペニスに名前をつけたがる。 なぜなら自分に関わる決定の九九パーセントを、 名前も知らない他人にまかせるわけにいかないからだ。

My son.息子 たしかに笑

若くて健康な人間の男の場合、同じ女とできるのは一日にだいたい五回までだ。いくら絶好調でも、六回目のアンコールには応えられない。ところがそこに別の女を投入すると、オンドリやウシと同じく、興味もあそこもたちまちよみがえる。

健康な男の場合、性衝動のスイッチが入ってからオーガズムまでの平均時間はおよそ二分半。

2分半は早漏というわけではないのか笑

権力者の地位に就けるのは強靭な性欲のおかげだが、そこから引きずりおろされるのも、これまた性欲が原因なのである。

権力者になりたければ性欲を強くしろ?

男の背信を解決する確かな方法はひとつしかない──去勢である。去勢すれば浮気の心配がなくなるばかりか、ひげを剃る回数も減り、ハゲの心配もなくなって、長生きできる。精神病院の患者を対象にした調査では、去勢手術を受けた男性患者の平均余命は六九歳、何もしないでテストステロンを分泌しつづけた男性は五六歳だった。

理にかなってるのかな。

未来の男たちは、いまより性的能力が弱くなるかもしれない。すでに睾丸の大きさや精子を作る能力は、確実に落ちている。私たちの祖父や曾祖父の睾丸はいまの男より大きかったし、ほかの霊長類とくらべても、人間の男はゴリラやチンパンジーより精子数が少ない。

うわ。これまじで最近思っていたことじゃんかよ。時代が進むにつれて男らしさが減っている。

九四〇年代との比較でも、いまは精子数が半分近くに落ちているという報告もある。おじいさんの世代にくらべると、現代の男は男らしさを失っているのだ。

これまじだわ。

曲線と形、それに身体にくっついているものを見ているだけで、肉屋の軒先にさがっている骨つきハムに見とれるのと大差ないのだ。

鉄板ステーキをながめるのも女をながめるのもおんなじ。

男はセックスを求め、女は愛を求める。これは何千年も前からわかっていたことだし、男女間の不満や衝突の最大原因でもあるのに、その理由や対策が話題になることはまれだ。

対策を教えてくれ。

しかし女性たちにとってまことに残念ながら、男らしい肉体に女らしい資質を持ちあわせている男は、たいていゲイだ。

皮肉だなぁ。

昔から男の世界には戦いと死が満ちあふれており、他者への思いやり、コミュニケーション、感情の入る隙間はほとんどなかった。そんなものに時間を費やしていては、集中力が失われ、攻撃を受けたときに部族を守れないからだ。

テストステロン。

大切なのは、やはりセックスだ。セックスがすばらしければ、二人の関係は驚くほどうまくいく。

肝に命じておこう。

男が抱えるたいていの悩みは、セックスさえすればすっきりする。性欲がたまりにたまった状態では、男は耳も聞こえず、考えることもかなわないし、運転や機械の操作もできない。時間の感覚もおかしくなって、三分が一五分にも感じたりする。男に頭を働かせてもらいたいときは、まずセックスをして頭をすっきりさせてやろう。

セックスすごい。ただ、筋トレでも解消される気がするけど。

女が達してくれさえすれば、男は良い仕事をして、成果をあげたことになる。だがそれは、しょせん男が自己満足するための基準でしかない。

そっかぁ。

結婚、愛、ロマンス

男にとって、結婚の利点とは何だろう? 進化という基本的な面で見ると、利点はない。  男は自分の種をなるべく広く、たくさん撒くのが務めだからだ。それでも男の大多数は結婚しているし、離婚した男も懲りずに再婚する。

まぁそうだよね。

女は結婚の代償としてセックスし、男はセックスの代償として結婚する。

深いなぁ。

だが女の脳では、セックスと愛は表裏一体なのだ。男がほかの女とセックスをしたが最後、裏切りと見なして男との関係に終止符を打とうとする。

男女の愛に対する認識というのはここまで違うのか。

こんなに失敗する人が多いのに、なぜ私たちは懲りることなく結婚するのだろう? ひとりで生きていくもよし、家族や友人と同居するもよし、恋人といっしょに暮らしてもよいはずなのに。その疑問の答えは二つある。ひとつは、満ちたりた結婚生活を続けることが、健康で幸福な子どもを育てるいちばん確実な方法だから。そしてもうひとつは、結婚がもたらしてくれる癒しの効果だ。目が回るスピードで進む日常生活のなかで、結婚生活は嵐のなかの避難港のような役割を果たしてくれる。結婚生活が営まれるところは「家」であり「家庭」でもある。そこはストレスから逃れて休息を取り、英気を養える場所なのだ。

たしかに。この2つが大きな理由か。

 心酔からさめて現実に戻ってきたとき、道は二つに分かれる。どちらかが相手を嫌いになるか、第三ステージである愛着に進むか。後者の場合は、子育てという長期にわたる協力関係に変化していく。この先研究が進み、また脳のスキャン技術も発達すれば、いずれ男女の脳のどこで愛や感情が生まれるかも突きとめられるとフィッシャー博士は言う。この三つの段階を知っておけば、心酔のステージがもたらす副作用に備えながら、うまく乗りきることができる。

うーん、愛着。

女から見て理想的な男の体型は、肩幅が広く、腰が引きしまり、力強い腕をしたいわゆる逆三角形だろう。こうした特徴はもともと、優れた狩猟者の条件だった。よく発達したあご、存在感のある鼻と眉毛が女にとって魅力なのは、正面から襲われてもびくともせず、生存する可能性が高いと思わせるからだ。

ふむふむ。

女はロマンチックな生きものだということを、ゆめゆめ忘れてはならない。 女はワインと花束とチョコレートに弱いのだ。

使おう。

人間の精神は、化学物質が混ざりあい、反応してできたカクテルのようなものだから、自分で意識してセクシーな気分を作りだすこともできる。

ほう。

自然界のねらいは、強力なホルモンカクテルで男と女を酔わせ、子どもを作らせることにある。相性まで見きわめる作業はそこに入っていない。ぴったりの相手を見つけるには、ホルモンカクテルに酔ってしまう前に、相手を判断しなくてはならない。

自然には逆らえないなぁ笑

できれば、理想のパートナー条件リストをいつも持ち歩こう。新しい出会いがあったとき、ホルモンに理性や衝動を支配されることなく、客観的に判断を下す一助になるはずだ。  なるべくたくさん子孫を残そうとする人間の本能は、ホルモンという強力なドラッグを私たちに投与する。その仕組みを理解しておいて、生涯をともにするパートナー像をはっきり描いておけば、どこかにいる理想の人とかならずめぐりあえるにちがいない。

ちゃんとしたマッチングアプリは結構いい線いってるんじゃないか?新時代の相手探し。

新しい未来へ

男のありかたは何世紀も前からあまり変わっていない。いまも八七パーセントの男は仕事が人生でいちばん大事だし、九九パーセントはセックスライフの充実を望んでいる。けれども現代の女が大事に思っていることは、母親や祖母の時代とかなりちがっている。

男は変わらず、女が変わっていっている。

また金銭的な問題さえなければ、専業主婦や無職でいたいという女性がほとんどで、仕事をすること自体に意味を見いだしていた人は二割に満たない。

まーねー。意味をもたせるのは男女ともに大切なことなのかもしれない。

現代女性といっても、その価値観は基本的に何世紀も前から変わっていないのである。大きく異なるのは、九三パーセントの女性が経済的自立を重視していること、六二パーセントが政治に力を発揮したいと考えていることだ──つまり男に頼りたくないということだろう。

大事に思っていることは変わっているが、根本の価値観自体はは変わっていない。

おおむね女は男より子育てを楽しんでいる。男がその喜びを実感するのはずいぶんあとで、孫が生まれておじいちゃんになってからだ。

そうかなぁ?楽しくなりそうだけどさ。

従来の組織はというと、男だけの階層構造ができあがっていて、カリスマ的な男の指導者が「オレについてこい。いやならやめろ!」という態度で牛耳っていた。だがいまや、そんな組織は過去の遺物になりつつあるし、脳まで筋肉でできているような体育会系も敬遠されている。

時代は変わりつつある。

しかし万事を丸く収め、ものごとの調和を図りながら効率よく進めて、成功に持っていくには、女っぽい価値体系のほうが合っている。

あー、めちゃくちゃ共感しているわ・・・。

組織の上のほうで男的な価値観が先行すると、かならず権力闘争がはじまる。周囲の賛成が得られないと、ひとりひとりが暴走するのだ。斬新な発想や、視点を変えたアプローチが発展につながりそうなときでも、男たちはわが身いちばんの戦いばかり繰りひろげる。そんなところに、自発的、直観的なアイデアが入る余地はない。組織が戦略的に動き、人材をうまく活用するためには、チームワークと相互協力を重んじる女的な価値観がはるかに適している。もちろん、男が女っぽくなったり、女が男まさりになる必要はなく、時と場合によって男的価値観、女的価値観を使いわけたほうがいいということだ。

ここまじで共感しかない・・・。

だがいまの男の子には役割モデルがいない。かつてはクラーク・ゲーブルやジェームズ・ディーンがそうだった。彼らは男本来の特徴をすべて備えているだけでなく、礼儀正しさやマナーのお手本でもあり、女性を大切にする態度、身体を張って家族や友人を守る姿勢を見せてくれた。

調べてみよう。たしかに、目標となるロールモデルがいない。いたことがない。

男の子はもので遊びたがるし、女の子は人と交わるのが好きだ。男の子は何かを制御し、支配し、上に昇りつめるのが好きだし、女の子は道徳や関係性、人間のことに興味を抱く。  大企業や政界ではいまだに女性は少数派だが、それは男が排除しているからではない。女がそういうことに関心を持たないだけだ。 いくら平等を心がけても、やっぱり男の子は機械関係や空間能力をいかせる仕事を選ぶし、女の子は人と接する職業に就きたがる。

根本だけは変わらない。

男と女はこんなにかけ離れているにもかかわらず、その関係はうまくいっている。それは人間関係を円滑にして、家族をまとめあげる能力を持つ女に負うところが大きい。

女は偉大だなあ。

しかし現代社会では、女のように生きる新しい方法を男も模索する必要がある。

テストステロンは大切だが、女のように生きる方法を探し出せ。
とくにコミュニケーションは最も大切だ。

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この記事を書いた人

1992年生まれ。30歳のときに活力の衰えを感じ、危機感を覚える。テストステロン値の低下が招いたものだと仮説立てる。筋トレを再開してから、活力がみなぎる。趣味はゴルフ。

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