AIvs教科書が読めない子どもたち

AIは神や征服者にはならないけれど、人間の強力なライバルになる実力は、十分に培ってきているのです。

この人の動画見たけどおもろかったので本で。

条件が簡単には限定できない現実の問題を前にすると、推論と探索だけでは無力であることが明らかになったのです。これは「フレーム問題」と呼ばれる今なおAI開発の壁となっている課題の一つです。

フレーム問題

今だから告白しますが、東ロボについた予算は年間約3千万円。

国はさ〜、研究開発費に予算投下しようよ…

しかし、AIは違います。今後、10年から20年の間に、働く人々の半数が職を奪われるかもしれないのです。

激減

1章で触れた「AI」や「シンギュラリティ」という言葉が独り歩きして期待を高めているように、「ビッグデータ」もまた、人々の幻想を育んでいると思うからです。

幻想、妄想

失敗に目を閉ざし、なかったものとしているのだとしか思えません。そして、羹に懲りて膾を吹くかのように、AIのプロジェクトは封印されたのです。

失敗から学ばなかった

この失敗に学ぶという姿勢が、AIを巡る日米の認識の差を生んでいる一つの理由だと思うのです。

なるほど。他のことにも言えそうだ。

できることは基本的には四則演算だけです。AIには、意味を理解できる仕組みが入っているわけではなくて、あくまでも、「あたかも意味を理解しているようなふり」をしているのです。

へー

論理、確率、統計。これが4000年以上の数学の歴史で発見された数学の言葉のすべてです。そして、それが、科学が使える言葉のすべてです。

大事

今や、格差というのは、名の通る大学を卒業したかどうか、大卒か高卒かというようなことで生じるのではありません。教科書が読めるかどうか、そこで格差が生まれています。

読解と咀嚼そして理解

大学入試にははっきりとした機能があります。「当たり前じゃん」と言われそうですが、それは学生のスクリーニングです。

大学入試の機能

ほしい人材とはどのような人材か。コミュニケーション能力とか、グローバル人材とか、クリエイティビティだとかいろいろ言われますが、結局のところ、ITやAIでは代替不能な人材、意味がわかり、フレームに囚われない柔軟性があり、自ら考えて価値を生み出せるような人材ということでしょう。

企業が本当に求める人材

AIを導入するための仕事ですから当然のこととして、AIには決して代替されず、そうした仕事ができる人材は大きな報酬を得ることになるでしょう。

知的、高度

介護や育児やアノテーション設計のような知的な仕事の担い手に対して、十分な地位と対価を支払っていません。でも、まぁ、それもAIが広がるまでのことです。どの仕事が真に稀少かということは、非情なAIと自由経済の前では、明らかになっていかざるを得ないからです。

何が稀少なのか。

繰り返しになりますが、AIは自ら新しいものは生み出しません。単にコストを減らすのです。本来はAIにさせることによってコストを圧縮できるはずなのに、それをしなかった企業は、市場から退場することになります。

コスト削減の”道具”

需要が供給を微妙に上回っていて、同じものが他に存在しないために、ある種の「独占」が起こっている新しい時代のマーケットの姿です。

唯一無二の価値の創造

けれども、「何の仕事とはっきりは言えないけれども、人間らしい仕事」は、AIに代替されることなく、残っていくのです。

人間らしさ

重要なのは柔軟になることです。人間らしく、そして生き物らしく柔軟になる。そして、AIが得意な暗記や計算に逃げずに、意味を考えることです。生活の中で、不便に感じていることや困っていることを探すのです。

人間は柔軟性があり、環境に適応できる存在

そういう意味で、これからの時代に起業するのに有利なのは男性よりも女性だろうと思います。一般に、男性よりも女性のほうが困っていることが多く、しかも他者との共感能力が高いからです。

EQもIQも高い女性起業家もっと誕生して欲しいなぁ

AI時代の先行きに不安を感じ、起業に関心のある方は、是非、世の中の「困ったこと」を見つけてください。そして、できない理由を探す前に、どうやったらその「困ったこと」を解決できるかを考えてください。デジタルとAIが味方にいます。小さくても、需要が供給を上回るビジネスを見つけることができたら、AI時代を生き残ることができます。そして、そのようなビジネスが増えていけば、日本も世界も、AI大恐慌を迎えることなく、生き延びることができるでしょう。  私たちが、人間にしかできないことを考え、実行に移していくことが、私たちが生き延びる唯一の道なのです。

あとは行動力。行動もAIには代替できない。

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この記事を書いた人

1992年生まれ。30歳のときに活力の衰えを感じ、危機感を覚える。テストステロン値の低下が招いたものだと仮説立てる。筋トレを再開してから、活力がみなぎる。趣味はゴルフ。

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