はじめまして、このブログの伊藤しんのすけの妻の「妻のすけ」です。(プライバシー保護の観点から名前は伏せております)
2021年からテックキャンプのエンジニア転職短期集中コースに通い、卒業後、自社開発や受託開発企業様から内定をいただきました。
未経験からのエンジニア転職に成功しました。
結果的に自社開発の企業で働くことが決定したのですが、労働条件や仕事内容ともにとても満足がいく結果となりました。
そんな私がテックキャンプを選んだ理由や受講した率直な感想を書いていこうと思います。
「プログラミングスクールをどこにしよう?」とか「テックキャンプって本当に転職できるのかな?」と考えている方の参考になれば幸いです。
もくじ
テックキャンプの概要と特徴
テックキャンプとは、div株式会社の代表取締役そしてYouTuberとしても有名なマコなり社長が経営するdiv株式会社が運営しているプログラミングスクールです。
数あるプログラミングスクールの中では老舗で、ホリエモンさんやひろゆきさんに紹介されていたことでも有名なスクールです。
下記に概要を記載しております。
コース
※下記のコースから受講期間などもう少し細かく分かれます
①エンジニア転職:ITエンジニアになりたい方
②プログラミング教養:プログラミングを理解したい方
受講スタイル
・自分でカリキュラムを読み進めていく
・わからないことがあれば都度メンターさんに確認できる
(確認範囲:個人アプリに関しては確認不可。カリキュラム内のみの確認。)
場所
・通学
・オンライン
カリキュラム
・基礎、応用、発展、最終実装に分かれていて段々レベルが上がっていく
・基礎的な知識を読んで理解しながら複数の小さなアプリを作成して応用を鍛えていき、最終実装では与えられた要件定義に従って、今までの知識を使いながらフリマアプリの実装⇨メンターさんによるレビューを繰り返し、最終確認でOKが出れば終了
授業料
・657,800円〜
※国の制度である専門教育実践給付金を使用した場合、197,340円〜
期間
・学習時間が平日毎日の場合、10週間〜
・学習時間が平日夜と休日の場合、半年
テックキャンプと他のプログラミングスクールとの違い
テックキャンプと他のプログラミングスクールをテックキャンプに通う前に比較をしていたので、ここではテックキャンプと他のプログラミングスクールの違いについて書いていきます。
受講学習期間が短い
他のプログラミングスクールと比較して、最短の学習期間が10週間とかなり短くなっています。
チーム開発がない
テックキャンプ入学前の説明面談で担当者にお聞きしたところ、以前はチーム開発での学習をカリキュラム内に取り入れていたとのことです。
しかし、実際にチーム開発をした場合、個人個人のスキルの取得にばらつきが出てしまったそうです。ばらつきが出るくらいなら、個人で完結できる方方が良いとなったため、チーム開発は現在はあえて行われていないとのことです。
メンターさんへの質問できる時間が長い
平日土日:11:00~22:00
メンターさんへ質問できる時間が長かったのも私がテックキャンプに決めた理由の一つです。
ライフコーチやメンターさんのサポートが手厚い
テックキャンプは他のスクールと比較してスタッフさんのサポートが手厚いです。
以下の3種類のスタッフさんついてくれます。
ライフコーチ
学習期間の間、モチベーションを保つためや学習ペースが遅れている時にお尻を叩いてくれるための担当。その他学習内容以外の質問にも答えてくれます。
メンター
カリキュラム内での疑問点などを確認できる人たち。
キャリアアドバイザー
卒業間近に担当が決まる、転職のサポートをしてくれる担当。
私がテックキャンプを選んだ理由
ここでは私がそもそもなぜプログラミングスクールに通うことにしたか、そしてなぜテックキャンプに決めたかを書いていきます。
プログラミングスクールに通うことに決めた理由
テックキャンプに通う以前にProgateでメンターさんがいない形での学習を進めたことがありましたが、早く経験を積みプログラミングスキルを向上させたかったことが一つ目の理由です。
また、プログラミング学習を独学ですすめている時に、認識があっているのかであったり、確認したくても調べてもわからなかったこともあったので、基礎理解ができているか不安になったことが2つ目の理由です。
上記2つの理由により、テックキャンプに通うことを決意しました。
テックキャンプに決めた理由
早く企業に入って経験を積むことがエンジニアとしてスキルをつけるスピードが早いと考えていましたので、短期で集中できるプログラミングスクールを探しました。
その中でも割と大手で長く経営されている会社ということでDMMと迷いましたが、結果下記の3つの理由によりテックキャンプを選ぶことに決めました。
テックキャンプにはチーム開発がないから
テックキャンプにチーム開発がない理由は違いのところに記載した通りですが、チーム開発をした場合、個人個人のスキルの取得にばらつきが出てしまうからだそうです。
一方でDMMにはチーム開発があります。
メンターさんへの確認できる時間が長いから
DMM 平日:13:00~22:00(1~2ヶ月目) ※最終受付21:30
19:00~22:00(3~4ヶ月目) ※最終受付21:30
土日:13:00~22:00(1~4ヶ月目) ※最終受付21:30
テックキャンプ 平日・土日:11:00~22:00 ※最終受付21:50
国の金額支援(専門実践教育訓練給付制度)が使えるから
同じ内容で比べるとDMMは総額 690,800円(税込)で支援が使えないですが、
テックキャンプは総額657,800円(税込)から最大給付金を差し引いた場合、
197,340円で受講できます。(DMMで支援を受けようと思うと1ヶ月間追加で別の学習が必要になります)
また、DMMにも転職保証はありますが、テックキャンプにも転職保証があり、安心して転職活動を進められると思ったこともテックキャンプに決めた理由としてあります。
テックキャンプに通った感想(よかったこと)
結論テックキャンプに通ってよかったのですが、その理由を書いていきます。
しっかり学習ができた
テックキャンプのカリキュラムがわかりやすく理解しやすかったですし、独自でカリキュラムを読み進めるといっても、メンターさんへの確認も都度都度できたので、スムーズに学習を進められました。
カリキュラム終了後にPaizaのスキルチェックを受けてみましたが、すぐにBランクになることができ、問題によってはAランクの問題も満点で回答できるレベルには到達していました。Paizaはプログラミング学習の進捗やスキルチェックができるサービスですので、気になった方は受けてみてください。
メンターさんにいつでも質問できる
他のスクールと比べて質問対応時間が長いことはとても助かりました。
疑問点だけでなく、「認識に相違がないか」、「こういう書き方もできるんじゃないか」などを確認することでかなり理解が深まることができたと感じています。
メンターさんに質問したい時は、大体5分以内には通話に出てくれるのでスピード感もありがたかったです。
チームで集まることでモチベーションが保てた
カリキュラムは基礎・応用・発展・最終実装と段階があるのですが、発展までは時間割学習が必須となり、朝10時〜の朝礼から19時前まで7回程集まってその日の目標やそれまで学習したことのアウトプットをする時間があります。
そこでチームのみなさんの学習進捗を知ることでスピード感の刺激になりますし、次の時間進んでないとちゃんとアウトプットができないからとサボることのできない気持ちになることができました。
また、カジュアルトークをして学校みたいな感覚も味わえ、楽しく学習を進めることができたと思います。
テックキャンプに通った感想(こうしてほしかったこと)
テックキャンプに「もうちょっとこうしてほしかったな」と思うこともありましたので、そちらも書いていきます。
メンターさん質問・確認時は回答を早くして欲しいと思うことがあった
メンターさんによってはわからず回答にかなり時間を要することがありました。
会社の都合上、メンター全員をベテランエンジニアなど配置することは難しいことを理解していますが、何十分もPCを動かすことすらできないことが何度もあったので改善されるといいなと感じました。
ただ優しい人が多く、とっっっても褒めてくださるので良い気分になることも多かったです笑
カリキュラムが1年経つと見れなくなる
まだ卒業して1年経っていませんが、ふと復習したいと思った時などに見れないと困りそうだなと思っています。
オリジナルアプリの質問が一切できない
個人アプリの開発に関する質問にTeratailやMENTAを使っていいなら、メンターさんに聞かせてよーって思いました。
しかし構造上仕方ないとも思うので、できたらいいなって思ったレベルです。
また、必死に調べる力は付くので悪いところばかりでもないです。
テックキャンプに通う上でのおすすめアクション
早くカリキュラム学習を終わらせる
なるべく早くカリキュラムを終わらせましょう。
卒業後、転職活動はすぐにスタートしますが、カリキュラムが終了すれば卒業までの時間を全てオリジナルのアプリを作る時間に費やせます。
少しでもいいアプリを作るためにも早めにカリキュラムを終了させて取り掛かることをお勧めします。
スクールのアプリを転職時のポートフォリオに絶対しない
ネットでも度々目撃しましたが、フリマアプリをポートフォリオにしていると就職活動時に評判がすこぶる悪いようです。
フリマアプリは最終課題で作成するアプリなので、みんながみんなフリマアプリのURLを貼っているので差別化できません。
選考でもカリキュラム外で作成したアプリはあるかやそのアプリの内容についての質問を度々いただいたので必ず作成すべきだと思います。
まとめ
今までエンジニアとは無縁の経歴でしたが、思い切って会社を辞めてテックキャンプに通ってよかったです。
楽しく学習できたこと、しっかりスキルをつけることができたこと、無事にエンジニア転職が成功したこと、仲間ができたことなど、得られたものが大きかったです。
また、積極的に前向きに学習に取り組んだことが私の満足度を上げた結果に繋がっていると感じています。
総じて卒業した感想として、テックキャンプへの受講をおすすめできます。
この記事を読んだ方に少しでもテックキャンプの感想が伝われば幸いです。