[st-kaiwa1]動画編集をFinal Ccut pro xでやるかPremiereProでやるか迷っとるんやけど、どっちにしたらええんや?[/st-kaiwa1]
こんな疑問に現役の動画編集者である伊藤しんのすけ(@shinnosuke_itou)がお答えします。
自分で動画編集が簡単にできてしまう時代です。
すごいですよね。ミュージックビデオもエモいPV風動画もYoutuberっぽい動画も余裕でできちゃいます。
さて、そんな動画編集ソフトの2大巨頭であるmacのfinal cut pro(ファイナルカットプロ)とadobeのpremiere pro(プレミアプロ)を値段やスペックなどの観点から徹底的に比較していきたいと思います。
僕は動画編集をメインで活動してまして、FINAL CUTを主に使っております。
正直、PremiereProに関してはあまり触れたことがないのが現状です。
ただある程度の操作感がつかめ、大枠は分かりました。
じゃ早速比較にいきましょうか。
もくじ
値段や動作環境などの比較表
最初は値段や動作環境などの比較をしていきましょう。一応、難易度も最初に掲載しておきました。
あとでまた、別の表で細かく比較していきます。
final cut pro | premiere pro | |
難易度 | 最初から直感的な操作で分かりやすい。 | 最初はとっつきにくい。慣れると楽。 |
値段 | ¥36,800 | ¥1,680 / ¥20,160 |
支払い | 一括 | 月々 / 年額一括 |
対応OS | Mac | Windows/Mac |
final cut pro(ファイナルカットプロ)は購入すればずっと使い続けることができますが、adobeのpremiere pro(プレミアプロ)は月額制となっていまして、支払い方法が毎月(あるいは年額一括)払うことでソフトが利用できる仕組みになっています。
正直、長い目でみて安そうなのはfinal cut pro(ファイナルカットプロ)ですね。
結局、買い切りでサブスクリプションじゃないですから。
ただ、一括の買い切りですので一気に経済的な負担が来るのは否めないです。
その点では、月額制で¥1,680で利用できるプレミアは月々の経済的な負担は抑えられそうです。
対応OSに関しては、final cut pro(ファイナルカットプロ)はAppleが提供するソフトなので、Macでしか利用できません。一方、adobeのpremiere pro(プレミアプロ)はMac、Windowsの両方で利用できます。
それでは、それぞれのソフトの特徴をみていきましょう。
ソフトの使いやすさの比較表
final cut pro(ファイナルカットプロ)とadobeのpremiere pro(プレミアプロ)の比較をしていきたいのですが、使いやすい編集ソフトのがいいですよね。
出来ることが多い方がいいです。
ぶっちゃけ僕はfinal cut pro(ファイナルカットプロ)に親しんできましたが、premiere pro(プレミアプロ)の方が値段面をのぞいて幾分か使うメリットが多いことを感じています。
その理由はまた後で。まずは比較から。
final cut pro | premiere pro | |
難易度 | 最初から直感的な操作で分かりやすい。 | 最初はとっつきにくい。慣れると楽。 |
編集の幅 | 普通にほとんど出来る | ファイナルカットにできて、プレミアに出来ないことはない |
作業共有 | 出来るけどプレミアのが簡単 | 簡単 |
アニメーション | Motion5 | Aftereffects |
テロップ | バリエーションが少ない | バリエーションが豊富 |
チュートリアル | 少ない | 多い |
ファイナルカットとプレミアの難易度
正直これに関しては、直感的な操作で分かりやすいのはさすがAppleといったところで、僕は1日で使えるようになってしましました。
iMovieを使っている人であれば、本当に直感的に作業ができますのですぐに移行することができます。
一方、premiere pro(プレミアプロ)は初心者にはとても分かりやすいとは言えないくらい最初は分かりにくいです。ただ、これも慣れですので、1ヶ月も使っていればしっかりと使えるようなってます。
最終的に編集のスピードは使い慣れたら同じくらいです。
最初のとっかかりやすさはファイナルカットに軍配があがるって感じ。初心者に優しいです。
ファイナルカットとプレミアの編集の幅
結論から言うとプレミアの圧勝です。ファイナルカットに出来てプレミアにできないことは何もありません。
両方ともプロと書いてありますが、プレミアのがよりプロ仕様です。
ファイナルカットとプレミアの共同作業
何かの動画を作るとき誰かとプロジェクトを共有して、一緒に作っていく場合はプレミアのが圧倒的に有利です。
そもそもAdobe CloudというくらいでCloudに特化していますので誰かとファイルを共有して作業していくことが非常にスムーズなんですね。
アニメーションソフトの比較
AppleにはMotion5と言う6,000円くらいの買い切りのアニメーションソフトでアニメーションを作ることができ、Adobeのプレミアにも同様にAfterEffectsと言うソフトでアニメーションの作成が可能です。
どっちも持ってますし、どっちも使用したことがあります。
はっきり結論から申し上げると、Motion5はファイナルカット同様に使いやすいですけど出来ることの幅は絶対的にAfterEffectsのが多いです。
さらに言えば、後でもチュートリアルについて説明しますがMotion5のチュートリアルは”死ぬほど”少ないです。
動画編集はプログラミングと同じく独学が命ですので、チュートリアルの少なさは致命的ともいえるでしょう。
アニメーションを作る幅を広げるためにも、AfterEffects一択です。
ファイナルカットとプレミアプロのテロップ
ファイナルカットとプレミアのテロップの違いはなんといってもバリエーションとデザインの綺麗さです。
プレミアプロはレガシータイトルというのが用意されていて、それで上手にテロップを作ることができます。
もちろんファイナルカットもある程度の配色とかグラデーションを掛けれますけど、正直デザインを凝ったものにするには弱いんです。
僕はMotion5でレガシータイトルみたいに一瞬でテロップを挿入できるモノを作りましたが、そんなことをしなくても正直プレミアプロを使っておけばテロップのテンプレをダウンロードして使ったらいいので楽勝です。
ここもプレミアプロの圧勝。まあ、ファイナルカットを使い込んできた僕からするとちょっと悲しいですけどね。
ファイナルカットとプレミアプロのチュートリアル
もうね。はっきりいってプレミアプロのが圧倒的にチュートリアルが豊富。
勝ち目ないですって。動画編集では独学を進めるためにYoutubeやGoogleで技術などを学んでいきますが、チュートリアルがないと結構しんどいです。
確かに、ファイナルカットもちゃんと探せばあります。でも、プレミアプロはちゃんと探さなくてもあるという。
この違いは圧倒的に大きいです。
んで、ファイナルカットとプレミア結局どっちのがええんや?
結論から言うとプレミアプロ一択です。
理由は各種ポイントを振り返ってみてほしいです。
ユーザー数もおそらくプレミアプロの方が今は多いですから、ユーザー数が多いと言うことはそれだけ情報があるんです。
当然、情報がたくさん多い方がそっから取捨選択をして自分にあったスキルを身につけていけると。
ただ、勘違いして欲しくないのは、ファイナルカットもかなり優れた編集ソフトであることには変わりがないと言うことです。
そもそもテレビ業界でも使われていますし、Youtuberやクリエイティブな動画編集も充分できます。
ただ、Adobeがクラウド化してからはどんどんアップデートも盛んに行われていますし、フォトショップなどイラストレーターそしてAfterEffectsなどのソフトなどとも相性がいいです。
なので、僕はファイナルカットを長く使ってきていますが、プレミアをお勧めします。
ただ、ファイナルカットのがいいんじゃねってユーザーもいると思ってまして、以下の通りです。
MacのPCを持っている方
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”0″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]・直感的に動画編集を行いたい
・一般的なYoutuberレベルの編集で充分
・買い切りの編集ソフトが長い目で見てコスパがいいと思う[/st-mybox]
イメージこんな感じの方にはファイナルカットを全力でオススメします。
正直、充分すぎるほど充分ですから。
僕はFINAL CUTを愛していますよ!
以上、ファイナルカットとプレミアを徹底比較してみましたでした〜
コメント